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高校3年生 じぶん夢ゼミ、まもなく発表会。(倉恒)

 

「夢ゼミ」とは何か。

 

4月から学習センターに勤務し始めて約3か月。新米の私が常に考え続けた問だ。

 

 

隠岐國学習センターで開講している「夢ゼミ」。言葉で説明してしまえば『じぶんと社会・地域との重なりを探り、それを夢として育てていく授業』だけれど。

 

「なんで夢ゼミ”に出なくちゃいけないんですか。その時間受験勉強がしたいです」

 

そう言われると、はっきりとした答えを返すことができない私がいた。

 

 

そもそも「夢」とは何か。

 

漢字辞典で引くと、「はっきりしないもの」「目」「夜」という意味を合わせて作った文字らしい。

 

日本では、睡眠時に見る「夢」を意味する漢字を、将来の希望である「夢」にあてているのだろう。

 

そう考えるとするなら。

 

「夢」とは、まどろみながらうっすらと見るあの「夢」のように、確かに存在はしているが、何者かもわからず、輪郭もゆらゆらとして、はっきりしないものなのではなかろうか。

 

「夢」がはっきりとした瞬間にそれは「夢」ではなくなるのかもしれない。

 

 

はっきりとしないものをただひたすらに探究し続ける「夢ゼミ」。

 

私にとっては、「夢ゼミ」とは何かと考え続けることが、まさに「夢ゼミ」なのかもしれない。

 

 

もうすぐ3年生の「じぶん夢ゼミ」が終わるらしい。

 

高校生ががむしゃらに探究しつづけた「夢ゼミ」の最終発表。

 

高校生の等身大の「夢」をともに味わってみませんか。

 

澤×長谷川の対談!~はたけClubの活動から見えてきたこととは~

 

 

 「はたけClub」は、隠岐國学習センターと隠岐島前高校の男子寮「三燈」が運営する課外ゼミです。海士町東地区にある畑の一画を地域の方からお借りし、「地域に開かれた場」となることを大切にしながら活動しています。現在は、高校生チームと大人チームとで畑を半分ずつ耕作し、それぞれのやり方で野菜を育て、学んでいます。

 

 

 はたけClubが始まった1年前、休耕地だった畑をお借りして開墾することからスタートしました。女性の背丈ほどの草が生い茂る草むらだった畑を、地域の方々の協力を得ながら少しずつ耕しました。地道な作業に苦労しつつ、学びとのつながりを意識しながら理想の畑の姿を探究してきました。2年目をむかえるはたけClubをどのように創っていくのか。1年間はたけClubを見守ってきた、隠岐國学習センターの澤さん・長谷川さんの2人の対談から「未来の種」を探っていきます。

 

―1年間「はたけ」を続けるなかで起きた変化―

 

澤「早速だけど、『はたけ』をやり続ける中でどんな変化があったの?」

 

長谷川「農業が楽しいと思って、願わくば起業したいと思いました。」

 

澤:「すごいね!」

 

 

長谷川:「種から野菜を育てるなかで学びの要素を感じ、『自分でも生産できるんだな』『高校生が実際に野菜を育て・売るということができるのだから、大人にもできるのでは』と思って。今まさに新しい働き方を模索していることもあり、この地域で塾のスタッフとして働きながら、複業的な働き方をしてみたいという発想に至りました。」

 

澤:「将来的に自分の職業にしたいという楽しさから、ワクワク感が出てきたんだ。」

 

長谷川「そうですね。」

 

澤「きっかけは何かあるの?」

 

長谷川「やはり学びの要素がないとその発想に至らないと思います。隠岐國学習センターとして『学びの畑』であること、『学ばないところから学ぶ』ということを大事にしています。あくまで今の職業と結びついた延長線上に畑があります。やりたいのは農業×学び×地域活性ですかね。」

 

澤「直接のきっかけがあったと言うよりは、農業×農業×地域活性を考えるなかでアイデアが出てきたのかな?」

 

長谷川「でも、やっぱぼんさん*の存在ですかね。いい人だったなって。」

 

 

澤「いい人だったよね。やっぱり最初の師匠との出会いは大きいよね。」

 

澤「ぼんさんはどんな人だった?」

 

長谷川「『指導者』という感じはしなかったですね。あくまで補助輪的な役割で、生徒にアドバイスをしたり、道具を貸してくれたりして、指導者らしいことを意図的にやっていなかったんじゃないかな。」

 

澤「今は島外で活動されているけど、SNSで見る彼の活躍は、僕らにいい刺激を与えているよね。」

 

長谷川「本当にそうですよね。」

 

―生徒の学び―

 

澤「生徒にとってはどうかな?『はたけ』をすることでの効果はある?」

 

長谷川「ありますね。学校の授業で『はたけ』について考えたり、将来的には部活動にしたいという声も聞いたりしていて、だんだんと学校ともつながってきたと感じています。大人たちから働きかけたわけではなく、生徒たちが自分の『はたけ』を良くしたいという想いで動いていて、この1年での成長が著しいし、効果はあったと思います。」

 

澤「学習センターの夢ゼミでも、おいしい野菜を作りたいと言っている生徒がいて。一方では『持続可能な社会を作りたい』とか『世界中から飢餓をなくしたい』という意識があって、そこがどうつながるのか。自分の実体験と社会の課題や目指すべき方向を結びつけることへのリアリティをすごく感じたよね。」

 

―これからの展望―

 

 

長谷川「今は展望というものがハッキリとは見えていないです。でも、他の団体の取り組みを学んだりするなかで何かが見えてくるんじゃないかと思っています。ただひとつ今言えることは、『質』を上げていきたい。今ある畑をよりおもしろく魅力的にして海士町内に広げていきたくて、そのためにも質を上げることが必要だと思います。良い野菜が採れるということだけじゃなく、地域の人が集まるとか、学びの環境があるとか、今後の探究テーマですね。」

 

澤「なるほどね。『はたけ』を見てて思うのは、『ないものはない』なんだよね。」

 

長谷川「うん、たしかに。自由に水を撒けないし、肥料もどうしようかという状況にも陥りましたね…。」

 

澤「一方で人の縁とか、助けてくれる人の存在があって、あるものはあるんだよね。人の助けを借りて道具を借りたりとか、地域の人からその土地の知恵をいただいたりとか、『はたけ』がネットワークになっている。そして『作る』というもう一つの要素があって、それをみんなでないものからあるものにして、ひとつの商品として価値を作っていくことで、海士町の掲げる『ないものはない』精神を体感できるよね。活動を通じて、一人ひとりの身体に精神が血肉化されていくのが感じられて、すごくおもしろい。」

 

澤「そして、精神を学べるという点では、いわゆるコンテンツ化された学びのように毎回が設計されたものじゃなく、自発性をもった学び、『あれがやりたい』『こうしよう』というものが雪だるま式に増えていくことがすごいおもしろくて、これこそが教育かもしれないと思うことがたくさんあるよね。」

 

長谷川「たとえば野菜育てるときも、結局は目の前の課題を解決することが求められるけど、そのためには先を見越して逆算的に何をしなきゃいけないか考えないといけないですし、この思考やプロセスは『はたけ』で身につきますよね。」

 

澤「うんうん。『逆算的な考えを身につけましょう』みたいな教育上の目的があるんじゃなくて、自分たちがより良い野菜をつくるためにはそれを知らないと前に進めないっていう、自然と学ぶ意欲みたいのが出てきて、それで結局課題解決の力がついたりするよね。」

 

長谷川「1年目の失敗が活きてきているな、と改めて感じますね。」

 

澤「まさに失敗から学ぶだね。そしてその失敗を許容してくれる、地域の懐の深さもすごく大切。」

 

長谷川「あの荒れ果てた様子や、出来の悪い野菜たちを見て、地域の人が何か言いたくなる気持ちがすごく分かりますよ。でもそこで協力してくださるとこがすごい。」

 

長谷川「澤さんの展望は何ですか?」

 

澤「ポテンシャルを実感できたから、例えば離島・中山間地域にある学校の人たちに畑×学びの価値を少しずつ伝えていきたいし、他の団体ともコラボしながらやっていきたいな。最近、農業について書かれた新聞記事を集めるようになって、全国の取り組みを見る中で、今やっていることの可能性をすごく感じるよね。」

 

*ぼんさん(石川法泰さん:愛称は「ぼんさん」。日本農業経営大学校を卒業後、農業×教育の可能性を探るため海士町に移住。2018年1月に地元の愛知県に戻り「teranova-てらのば-」の屋号で農業に携わる。)

4月からの学習センターの様子をご報告します!(インターン村上)

 

初めまして、今年度4月より長期インターン生として活動させて頂いている村上朋映です。

私は茨城県出身で、現在宇都宮大学国際学部4年生を1年間休学しています。

 

島全体を学びの場とする海士町の教育のあり方や、学習センターにおける夢ゼミなどの取り組みに関心を抱き、また、今後のキャリアとして地元茨城県の教育のあり方を変えていきたいという思いが生まれ、そのヒントを沢山吸収すべくこの海士町に来ました。

 

期間は今年度4月から2月までという短い期間ですが、どうぞよろしくお願い致します!

 

さて、6月に入り、ジメジメした日が続く季節となりました。隠岐神社では蛍が飛び交い始たという声も聞こえ始め、夏の訪れを感じます。

 

学習センターでは新たに教務スタッフ1名(倉恒)、インターン2名(ロドリゲス、村上)を迎え、4月より新スタートをきってから早一ヶ月が立ちました。

 

まずは遅ればせながら4月の学習センターの様子を報告させて頂きます。

 

4/11(水)には、新入塾生ガイダンスが行われました。前半はスタッフ紹介や、学習センターについての説明が行われ、後半はグループに別れて新2年生による相談会が開かれました。

前半のスタッフ紹介では、学習センターのスタッフひとりひとりが簡単に自己紹介をしました。みな個性的な自己紹介で生徒からは笑いも起こり、改めて魅力的なスタッフが揃っているなと私自身も感じる機会となりました。

 

後半においては、2年生の生徒たちが大活躍でした。

 

新入生の緊張を解きほぐしつつ、学習センターのことから学校生活のこと、勉強の仕方など幅広い質問に丁寧に答えます。

見ていてスタッフのサポートが全く必要ないほど、二年生は自分のグループ内を上手く回しており、どのグループも会話が絶えることなく、新入生の不安を解消するとても有意義な時間を作り上げていました。

去年からいるスタッフからは、「先輩らしい姿は頼もしく、かっこよく見えた」といった声も。

 

振り返りの時間では、今後は前半に行われた学習センターの説明もスタッフではなく自分たち生徒がやってみたいといった声も2年生から挙がりました。

どうやったら、新入生にとって良いガイダンスとなるかを主体的に考える2年生の姿に、改めて島前高校の生徒の主体性の高さを感じます。

 

 

 

4/23(月)2年生の夢ゼミが、それぞれのゼミに分かれていよいよスタートしました。

 

今年度は、表現ゼミ、福祉ゼミ、五感開放ゼミ、グローバルin島前、ARVRゼミ、知夫探求ゼミ、そして生徒たちのオリジナルゼミに分かれています。

2年夢ゼミは、例年同様学習センター外の方にも講師としてお招きしてゼミが行われています。今年度も色々なフィールドで活躍されている方々をどんどん巻き込んで、学びあふれる活発なゼミ活動が行われことに期待です!

 

それぞれのゼミに分かれて初めての授業であるこの日は、それぞれのゼミがこれからどんなことをしたいかを出し合ったり、今後のスケジュールを立てたり・・・。

 

表現ゼミでは早速テーマを決めて絵や色を使って表現していました。

昨年度はそれぞれのゼミが別々の部屋で活動していましたが、今年度はあえて同じ空間の中で進めていく形をとってみることに。

 

するとゼミを超えたやりとりが生まれ、他のゼミからヒントを貰っている姿が印象的でした。

 

より活動の幅が広がっていきそうな感じで、今後の取り組みが楽しみです!

 

GW明けからは中間テスト前ということで、学習センターもテストシフトに入りました。授業はなく、生徒はそれぞれが自分で自習形態を選んでテスト勉強に励みます。

個人で黙々と学習を進める生徒もいれば、お互いに学び合いをしながら学習をする生徒も。

眠気と戦いながら勉強に励む生徒の姿はなんだか自分の高校時代を思い出し、懐かしさを感じました。

 

さて、今週からは期末テスト期間に入ります。

1年生は4月当初の顔と比べると緊張がなくなり、学習センターの活用にも慣れてきたような様子。2年生はどこか先輩らしく頼もしい顔つきに、そして3年生は進路選択を控えてどこか不安を抱えつつも、目の前のやるべきことに集中しているような様子です。

 

今年度もスタッフ一同気を引き締めて、生徒の学びのサポートに励んでいきます!

 

高2じぶん夢ゼミ、始まっています!(インターン熊谷)

インターンの熊谷です。

12月より、高校2年生は「じぶん夢ゼミ」が始まりました。
1年生の夢ゼミとは違い、2年生はとことんまで自分を掘り下げることに重きを置いています。
過去の自分に向き合い、未来の自分を想像していく。
この夢ゼミの中で自分の将来やりたいことが見つからなくてもいいから、これから先立ち止まった時、自分を掘り下げるということをこの授業を受けた経験を基にできるようになってほしい。

そんな想いが込められた授業です。

そして3月までのゴールは、「自分が大事にしたい____」を言葉で表現することです。

 

今回のブログでは、金曜クラスの第4回目の様子をレポートします。

この日は、

“5人の島の大人たちに質問してみよう!”

ということで5人のゲストをお招きしました。
お忙しい中ご協力くださいました皆様、誠にありがとうございました。

まずは1人目
勇木(ゆうき)さん
2008年より海士町にて「隠岐窯」を構え、陶芸家として制作を続けてらっしゃいます。

2人目
藤富(ふじとみ)さん
2017年9月に海士町へ移住してきて現在4ヶ月目。
職業は介護福祉士をされていて、お仕事の傍、島の外から海士に介護福祉士を呼びこむプロジェクトを実行しておられます。

3人目
中川(なかがわ)さん
海士町生まれ海士町育ち。職業は作業療法士。

本土の病院を経験されてから、今年Uターンされました。
普段は海士に加えお隣の島、西ノ島と島をまたいでお仕事をしています。

4人目
芦原(あしはら)さん
海士町観光協会で働いている方です。
大学卒業後、新卒でこちらにきて今年で4年目。

5人目
増谷(ますたに)さん
海士町生まれ海士町育ち。島前神楽の継承を志し、島で暮らし続けています。
島前高校出身で、生徒たちの先輩にあたります。

島で生まれた人もいれば、Iターンの人もいる。
医療系の方もいれば観光系の方もいる。
自分の将来について真剣に考え始める高校2年生の今。
2時間半という長いようで短い時間。
その時間の使い方は彼らの自由。

まずは自分たちが話を聞きたいと思った人たちの周りに集まります。
1人の人から話を聞ける時間は30分。
自然とメモを取る手が走る生徒たち。

前回の授業では「相手を知る」ということを学びました。
学んだことを生かしてビシバシと鋭い質問をしていました。

 

相手が大人でも臆せず真剣な眼差しで話を聞きます。

高校生が真剣だからこそ大人たちも熱が入ります。
気づいたらゲストの方のペットボトルの水がどんどん減って行く。

そして1人目が終了。
休憩タイムに入っても大人のそばを離れない高校生たち。
どんないい話が聞けたのかな?

そして2人目がスタート。
また思い思いに自分たちの話を聞きたい人の周りへ集まり出します。
恥ずかしながら私、熊谷も話をしました。

僕と出会ってまだ1週間の高校生たち。
彼らの真剣な目に話していて本当に緊張しました笑

そんな彼らと話す中で気をつけたのが以下の3点です。

「自分の言葉で喋る」
「ありのままの自分を話す」
「自分を飾らない」

将来について真剣に悩んでいる彼らが相手だからこそ、僕も自分の過去、今についてありのままに話すことができました。

早いもので時間はあっという間に過ぎ授業も終わり。
いつものように振り返りへ。

どんなことを書くんだろう?
どんなことを思ったんだろう?

彼らの振り返りシートを見てびっくり。

いつもに比べて感想を書いてる量がとても多い!

5人の大人の話を聞いたことで、彼らの中でとても大きな気づきがあり、これから将来について考える大きなきっかけになったというコメントが多くみられました。

そして、彼らだけじゃなくて、お話しさせてもらった僕自身も、

改めて自分の人生を振り返るきっかけになったように思いました。

 

「対話を通した学び」この大事さを再確認した1日でした。

「過去が現在を作り、現在が未来を作る」。

彼らのこれからが本当に楽しみです。

 

インターン熊谷

いよいよ大詰め高1夢ゼミ!(インターン熊谷)

いつも当ブログをチェックしていただき誠にありがとうございます。

入稿まで残り2週間。生徒たちがみんなで作る「島前地域の魅力的な人を紹介する雑誌作り」も終盤!!
ということで、本日は先月からこちらでインターンシップをしています、熊谷がお送りします。

まずは私個人の自己紹介ですが、今現在秋田の国際教養大学の2年生で、約2ヶ月の間、当センターでインターンをさせていただいています。キャリア教育に興味があり、当センターでの夢ゼミの授業に惹かれ、スタッフとして携わりながら私も高校生とともに自分を掘り下げて見つめ直しております。

さて、前回のブログでも紹介させていただきましたが、今現在、高校1年生の夢ゼミでは「島前地域の魅力的な人を紹介する雑誌作り」をしています。

そこで夢ゼミの特徴をピックアップ。

1、生徒が自分で授業をdesign!

2、雑誌のデザインも構成も全て生徒が決める!

3、もちろん取材する人も自分たちで決める!

この3つの特徴を頭に入れ、この日の授業を振り返ってみましょう!

この日の授業は上記の流れで進みました。
(作業内容、時間配分も生徒(雑誌の編集長)が決めています。)

まずはグループワーク①

この日は各グループごとに、自分たちでインタビューをした人たちの記事作り!
レイアウト、写真、説明、ロゴ。
それぞれのチーム毎に個性が光るデザインとなっていて、みていて本当に楽しいです。

今日はいくつかご紹介!

こちらは「医療、福祉」チーム。
医療に従事している人たちをインタビューしています。
テーマが医療ということで、心電図をイメージしたデザインを模索してるのかな???

こちらは「料理」チーム。
お皿に彼らが暮らす島前地域の形をもじったマーク、そしてインタビューをした大人たちの写真をあしらってます。
このロゴも全部生徒のオリジナル!
ケータイ使って何してるんだろう?と思っているとあっという間に素敵なロゴを作り上げます!
さすが現代っ子、パソコン、スマホ、タブレットを駆使して自分たちのcreativityやimaginationを存分に発揮しています!!

チームごとに卓を囲み、思い思いに作業に取り組んでいます。

「こうがいいんじゃない?そっちの方がいいよ!」
と皆独りよがりにならず、協力しあって1つのものを作り上げていました。

そしてある程度形になってきたところで、各チームごとにデザインのシェアタイム

編集長が声をかけるとチームの代表者が各チームのテーブルに散らばって行きます。


↑他のチームの人からフィードバックをもらう様子。

たとえダメ出しをされたとしてもムキにならず、対話を通しながらより良いものにして行きます。
学習センターに来て一番感じるのは「生徒たちが皆、本当に素直」だということ。
相手が年下でも同級生でも大人でも関係なく、積極的に話しかけてくれるし目を見て話を聞くし。島の魅力化を通して地域だけでなくそこで学ぶ子供達もキラキラした魅力溢れる子供達になっているのかなと。。。

そして周りからのフィードバックを元にグループワーク②

みんなのアドバイスを元に作業に取り組む生徒たち。

 

パソコンを使って画期的なデザインを作るチーム。

クレヨンを使って色彩溢れるロゴを作るチーム。

作業に没頭しているとあっという時間は経って行くもので作業も終わりの時間へ。。。

そして最後に今日の作業の振り返り。


その日の良かった点も良くなかった点も振り返り次に活かす。
振り返りの大事さを日々実感している生徒たちだからこそスタッフが言わずとも自分たちでその時間を設けます。
なんともたくましい。。。
これが普段から自分はできているか?と、高校生を見て自問自答する大学生インターン熊谷。
子供達から学ぶことが沢山あり毎日刺激をもらう日々です。

そんな1年生夢ゼミ、雑誌企画も残すところあと2回。
私たちスタッフ側ではなく、生徒たちが作る授業だからこそ予想がつかない展開に進むこともあります。
だからこそ彼らの学びになるし、それを見ている私たちも学ぶ日々です。

次回はどんな授業になるんだろう?
どんなものが出来上がるんだろう?
ほんと楽しみです。
みんな頑張れ。

 

インターン熊谷

高2グローカルゼミ発表会がありました!(細井)

はじめまして!
インターンの細井梨沙です。
教育に興味があり、魅力化プロジェクトのことをもっと知りたくて、島前にやってきました!
現在早稲田大学の4年生です。

 

さて、先日は2年生のグローカルゼミの発表会がありました。
インターン2日目だった私は、これまでの活動を全く知らないまま、発表会を拝見しました。話についていけるかな?という最初は心配しましたが、それは全くの杞憂。
楽しそうに自分たちのプロジェクトを語る生徒たちの話にあっという間に引き込まれ、ブログ用の写真を撮るのも忘れてしまいそうになるほど。
最後は感動で思わず涙を浮かべてしまいました。

グローカルゼミは5つの分科会に分かれて活動しており、そのどれもが個性的で魅力的だったので、1つ1つ紹介します。

① 夢ゼニ(宮野・濱中ゼミ)
「夢ゼニ」では、海士町の地域通貨「ハーン」を題材に、その活用方法についての提言がなされました。
私が感心したのは、これがただ頭の中だけで考えた提案ではなく、生徒たちが行動を起こしていた、ということです。
役場にハーンが残っている現状をどうにかしたい、という明確な課題設定から、さらに現状を深掘りするために、生徒たちは実際に聞き取り調査を行い、そこから得た知見を糧に、キンニャモニャ祭り(海士町の大きな祭り)で、この地域通貨「ハーン」を実際に流通させたのです。
この経験から、地域通貨「ハーン」の可能性を感じた、という生徒たち。気づきを活かしてもう一度考えを練り直し…提案した内容には、さすがの手ごたえがありました。
観客はスタッフ含め20名ほどいたのですが、その中には観光協会の方もいらっしゃり、生徒たちは観光協会に直接声を届けているんだ、変えようとしているんだそして、大人も、生徒たちの声を聞きに、足を運んでいるんだ…という、この島では今では見慣れているのかもしれない(?)光景に、島に来たばかりの私はすっかり驚いてしまいました。
Y(やったこと)W(わかったこと)T(次やること)を意識して、いろいろなことに挑戦していく生徒の姿。見習うことがたくさんです!

 

円- 縁-Enjoy! というタイトルがまた素敵です。

 

② 俺の勝負プレートゼミ (塚越ゼミ)
塚越さん率いる「俺の勝負プレートゼミ」は、料理を通じて、PDCAサイクルを回した経験を話してくれました。
肉じゃが、という基本の料理を作るところから、「学習センターらしい」ワンプレート、そして、「自分(その人)らしい」ワンプレート、という風にお題の難易度は上がっていったようですが、
生徒達の成長スピードは、その難易度上昇を遙かに凌駕していたよう。
最初の時とは比べものにならない、美味しくて、こだわりのある料理ができた、とのフィードバックがありました。
当初は「これでいいよねー」という妥協の姿勢だったのが、最後には「本当にこれでいいの?」と自分たちの決定を疑う、本気の姿勢になっていた、と塚越さん。それが、この短期間での急成長の要因かもしれません。
Plan – Do – Check- Action というプロセスは、プロジェクトを動かす時だけではなく、普段の学習や料理といった私生活でも活きるものだということを、生徒が身をもって証明してくれました。

「自分らしいワンプレート」生徒達の個性が光ります。

③ 「表現ゼミ」(千葉ゼミ)
「表現ゼミ」では、学習センターの隠岐部屋が、突如アートギャラリーに。 暗闇の中に素敵な作品が浮かびあがったり、展示された作品のタイトルを予想したり。 作品は、絵や、箱・粘土を使った立体表現を伴うもの、影絵や切り絵の要素があるもの、削りや磨きといった動作で作り上げたデザイン作品、自身が撮った写真を集めたもの…等、本当に様々。
生徒も、スタッフも、お客様も、夢中になって、一つ一つの作品を鑑賞していました。
何よりも特別だったのは、生徒一人一人から、それぞれの作品に込めた想いや、製作に至る経緯を聞くことができたこと。
「なんでも自由に表現して良い」という機会は、日常では案外少なかったりします。学校の課題でも、テーマが決まっていたり、使うものの制約があったりするのが常ではないでしょうか? それが、なんでも、自由にやっていい、となったとき。突然ひらけた無限の可能性に、私たちは時として途方に暮れてしまいます。 そんな中、“何を作ろうか、表現しようか、自分は何がしたいだろうか?”と頭を悩ませ、生徒達が辿り着いた作品達。
その旅路を垣間見ることができたようで、とても嬉しく、貴重なものをみせてもらったと、感謝する気持ちになりました。

教室が、アートギャラリーに早変わり。

 

④ 「五感解放ゼミ—己を解き放て—」(福田ゼミ)
5つの個性豊かなゼミの中でも、特にインパクトが強かったのが、この五感解放ゼミ。
「己を解き放て」というサブタイトルにふさわしく、生徒達が「自然」に還り、己の興味の赴くまま、探求していたのが印象的でした。
多毛類チームは、海士町にも多毛類(イソメ)がいるのではないか?と考え、自ら手足を動かして調査。
“キモチワルイ”という通常の感覚を失う、”カワイイ”の基準が狂う、という弊害もあったようですが、無事に発見することができたそうです。
他にも、牛と鳥の関係性、竹の活用方法を調べたチームがあったのですが、どれも生徒が自らの「五感」をフル活用して、学びとっていたのが素晴らしいと感じました。
「学び」は本来主体的であるはずなのに、モノも情報も溢れかえる現代社会において、私たちは受け身であることに甘んじてしまいがち。五感をフル活用させる機会は乏しくなりがちです。
でも、実際に自分の目で、耳で、鼻で、舌で、皮膚で、感じて学ぶこと、これに勝る強い学びはないのかもしれません。
生徒達のいきいきとした表情が、私にそれを教えてくれている気がしました。

竹の活用方法を、実体験を基に紹介。

⑤ 学C魅力化ゼミ(澤・中山ゼミ)
最後に発表した「学C魅力化ゼミ」は、学習センターの魅力化に取り組んでいました。
そのテーマのもと、半年以上活動を続けてきた彼らの苦悩と努力の軌跡を、私たちに伝えてくれたのです。
全然人の集まらなかった、初回のミーティング。他のゼミは楽しそうに見えるのに、どうして自分たちはこんなに辛いんだ、とまわりと比べては辛くなる…話はなかなか進まず、焦りだけが募って、メンバー内では喧嘩も勃発。「過酷ゼミ」だった、と本人達は振り返っていました。
けれど、そういった衝突を繰り返し、苦楽を共にする中で、チームにはいつしか絆が生まれ…「学習センターをもっと魅力的に、地域に開かれた場所にする」とのビジョンを胸に、共に前に歩み始めているようです。
そんなチームの軌跡を語るうち、メンバーには込み上げてくるものがあったようで…

涙ぐむ生徒・・・

私たちも、思わずもらい泣き。
自分たちの挑戦はまだ終わってない、実行しないと!と今も頑張り続ける生徒達。
心がぐっと掴まれて、あつくなるのを感じました。

 

こんなに、心から誰かを応援したいと思ったのはいつぶりだろう。そして、こんな気持ちになったのは何故だろう。
生徒達の、エゴを感じさせない、真っ直ぐで純粋な気持ちと姿勢、それからその瞳に宿る、「本気」の灯なのかもしれません。

まとめ:
今回の発表を通し、島前高校生の魅力と強みを知ることができました。
見せかけや、建前の一切ない、等身大の自分でぶつかる強さ。
「頭でっかち」にならず、しっかり行動を起こしているからこその、「自然体」の自信。
チームメイト同士、そして発表者と観客の間を結ぶ、強い信頼。
通常の「発表会」とは異なる、本当に特別な空間でした。
この場を作り上げた、生徒一人一人の力と、家庭、学校、地域のサポート、担当スタッフの努力に心からの敬意と、感謝を込めて。
本当にありがとうございました!

 

インターン細井

授業は誰のもの?もちろん生徒のもの!高1夢ゼミ進行中!(澤)

授業は誰のもの?もちろん生徒のもの!

 

こんにちは。澤です。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

 

4月から「夢ゼミ」(高校の「夢探究」と連動した隠岐國学習センターのキャリア教育)の責任者をしているのですが、大切にしているのは常に「いま」です。

 

これまでの積み重ねを尊重しつつ、

いまの生徒たちに合わないと感じたら大胆にそれを見直す。

 

人の細胞が入れ替わるように、夢ゼミも新陳代謝を繰り返しながら、

鮮度の高い教育を生徒たちに提供していけたらいいなと思っています。

 

高校1年生の夢ゼミは、それを象徴しているゼミです。

 

生徒たちはいま、「島前地域にいるおもしろい人たち」を特集した雑誌づくりに1年かけてチャレンジしています。

 

 

雑誌づくり自体は、昨年度も取り組みました。

今年度の新しいチャレンジはテーマを変えたこと、そして編集権限を生徒に委ねたことです。

 

昨年度は「形」に着目していたのに対し、今年度は「人」に着目しています。

知夫村、西ノ島町、海士町で暮らしているすてきな人たちを一冊の本にぎゅっと集めちゃおうという企画です。

 

すてきな人ってどんな人たちだろうとか、誰がそれに該当するんだろうとか、

そういうところから生徒たちが考え、形にしていっています。

 

 

おもしろいのは、雑誌の編集長を生徒たちがしていること。

立候補した男女5人の生徒たちが共同編集長として、雑誌の方針づくりから毎回の授業運営まで行っているのです。

 

彼らとの事前MTGや当日の授業は思わず自慢したくなっちゃうほどすてきなんです。

編集権限を委ねたからこそ立ち現れた生徒の躍動を一等席で見せてもらっているような感じです。

 

 

今月中までに取材をほぼひととおり終えた生徒たち。

先日の授業中は一心不乱に、でも明るいエネルギーを放ちながら、原稿書きに励んでいました。

 

 

順調にいけば雑誌は来年2月頃に完成します。

いったい何が出来上がるのか、予想の出来ない結末を楽しみに待ちたいと思います。

 

「じぶん夢ゼミ」発表会を開催しました!(インターン寒川)

こんにちは。インターンの寒川です。

さて、学習センターでは自立学習を行う通常授業の他に、夢ゼミというプロジェクト学習型の授業を学年ごとに設けています。

去る7月14日に、8期生である高校3年生の夢ゼミ最終報告会が行われました。2ヶ月ほど前の出来事で日を遡ってしまいますが、その様子をお伝えします。

 

3年生の夢ゼミは「じぶん夢ゼミ」と称して、昨年12月から7月までの8ヶ月の間、週1回、じぶんに焦点を当てた探究活動に取り組んできました。

ある時は一人で黙々と、ある時は仲間と対話をしながら、そしてある時はゲストとの交流を通して、これまでのじぶんと向き合い、これからのじぶんについて考えてきました。

将来の夢が明確な者、志望校に悩んでいる者、学部選びに迷っている者など生徒によって進度はバラバラですが、集大成である最終報告会に向けて、それぞれが持っている想いを言語化するために一人一人努力してきました。

最終報告会本番では、夢ゼミを受講している3年生約45人が4会場に分かれて発表をしました。一人に与えられた持ち時間は、発表、会場からの質疑応答を含めて10分間。限られた時間の中で、高校の仲間、保護者、学校の先生、島留学生の島親さん、地域の方々などこれまでお世話になった方たちの前で、一人一人の生徒が成長した姿を見せてくれました。

一人ひとりが想いをこめて発表します

私は、当日スタッフとして、運営の補助をしながら、生徒の発表を聞いていたのですが、どの会場もこれまでに感じたいことがないような、熱気に包まれていました。どの生徒も一つ一つの言葉を丁寧に紡ぎ、綺麗な言葉じゃなくても泥臭く、飾らないありのままの言葉で自らの想いを本音で伝えていました。そんな彼ら、彼女らの表情はいつになくイキイキ輝いており、背伸びをしない、等身大の自分で勝負をしている姿がとても印象的でした。

自分の夢を語る生徒

ある生徒は口頭で自分の夢について語り、ある生徒はパワーポイントを駆使して大学での学びについて言及し、ある生徒は理想のライフスタイルについて手書きの紙を使って説明し、ある生徒は自らが挿絵を描いた絵本の朗読をするなど、一人一人が持っている個性を爆発させた本気の発表でした。その熱意は聴衆にも伝わり、質疑応答の時間では少し厳しくも愛のこもった質問や応援のコメントなどが多くあり、発表者と聴衆が一体となって夢について深める良い対話の時間となりました。

彼女は自作の絵本(物語は学校の先生)を発表しました

最終報告会終了後、スタッフと生徒で振り返りの時間が持たれました。そこでは、様々な表情が見られました。やりきったと達成感に溢れ笑顔の生徒もいれば、悔しさがにじみ涙をこぼしている生徒もいました。

 

振り返りの様子

ただ、今回の最終報告会はゴールではありません。十人十色の夢を実現させていけるかは、これからの生徒の努力次第です。そのため、発表が上手くいった生徒も上手くいかなかった生徒も、発表をスタートとして、今後それぞれの描く夢に向かって邁進してもらいたいと思います。また、私たちスタッフも生徒一人一人の望む夢、進路の実現に向けて、卒業まで共に伴走していきたいと思います。

 

インターン寒川

門組クラス開講しています!(長谷川)

こんにちは。
指導スタッフの長谷川です。

島前地域にも夏がやってきました。
今回は、私が担当する3年生門組※についてお話します。

門組は、進路に向けて自身に必要な学びをそれぞれ行ってもらうとともに、授業にいろいろな大人に参加してもらいたいと思っています。
その第一弾として、先日の授業では学習センターの総務のスタッフの石田さんに参加していただき、お話をしてもらいました。

お話を聞く生徒たち

身近な大人がどういう人生を送ってきたのか、どのような経験をしてきたのかを知ることによって、生徒たちも自身の将来のイメージが湧き、それにより更に学びへの意欲が深まると考えています。
また生徒からは、相談できる大人も増やすこともできたと言う声も聞こえてきました。

高校の終業式の当日から、学習センターでは夏期講習もはじまりました。

はじまる前に、各生徒が目的・目標を明確にし、やることを洗い出し、それをほぼ日手帳に予定として書き込むことをして、夏を自分の目的達成のために十二分に活用するための準備をしました。

この準備が結構大変で、目的・目標を明確にしなければ、やるべきことを洗い出すことができません。また、やるべきことも、すぐに具体的な行動が移れるようにやるべき内容を細かく分解していかないといけません。さらに、いつ何をやるかを予定に入れるには、他の予定との兼ね合いも考えないといけないなど、実はたくさんの準備が必要です。

 

これは私たち大人にとっても大事なことで、将来のためにも、ぜひ身に付けてもらいたい習慣だと考えており、私たちも支援しながらしっかりと生徒自身で作成してもらうようにしています。

目的・目標シート、やることリスト

夏はまだまだ長いですが、私も、生徒に寄り添いながら、みんなでがんばっていきたいと思います。

※補足

門組は、主に専門学校への進学、また、就職を目指す生徒たちのためのクラスです。
週に2回(月・土)の授業を行っており、生徒10名に対し1~3名のスタッフが常駐しています。

普段の門組の様子

普段は、自立学習を通して、学校課題や定期試験の学習をしたり、進路についてスタッフの力を借りながら文章にしたり言葉にする作業を行っています。

長谷川

「ABD(Active book dialog)世界史学習会」を開催しました!(インターン寒川)

こんにちは。インターンの寒川です。
梅雨の季節ですが、島前ではほとんど雨が降らず、なんだか変な気分です。

学習センターでは平日のみならず、休日にも様々なイベントが催されています。
ABDとはActive book dialogの略で、テキストを参加者で分担して読み、
紙に要約して、全体に発表・共有し、
内容について議論する全く新しい読書法です。

これまでは、試験的に学習センターのスタッフ同士でビジネス書を用いて実施していたのですが、
今回は生徒を対象に学習を深めるためのツールとしてABDを実践しました。

イベントには世界史を履修している高校3年生7名と高校2年生2名が参加し、
中経出版の「タテで覚える世界史B」という参考書を用いて、学びを深めました。
この参考書には、高校の世界史で習うほとんどの内容が網羅されているので、
上手くいけば「たったの3時間で世界史の流れ全てを網羅」できることになります!!

この一見すると無謀とも思える挑戦に高校生9人が挑みました。

まずは、テキストを分割し、担当を割り振ります。

テキストを手にした生徒たちは「アメリカ」「東南アジア」「中国」「ドイツ・フランス」など、
それぞれの担当地域の歴史を紐解いていきます。

習ったことがない内容や以前習ったけどすっかり忘れてしまった内容に苦戦しながらも、
黙々と読み進め、与えられたA4用紙に内容をまとめていきます。
限られた時間の中で、テキストを読み、要約を完成させるために、
頭をフル回転させ、己の限界に挑戦している生徒たちの姿がとても印象的でした。

必死に要約する生徒たち

次に、それぞれが担当した内容を要約の紙を用いながら、
全体に共有しました。
リレープレゼン形式で一人一人ができるだけみんなにわかりやすいように、
伝わりやすいように工夫を凝らした発表を見せてくれました。

私たちインターンは、「あれだけ複雑な歴史の流れをこれだけシンプルにまとめてくるのか!!」と
高校生のポテンシャルに終始、脱帽していました。

自分が担当した箇所を発表していきます

最後に、全員分のまとめの紙を机に並べ、それを眺めながら対話の時間を設けました。

皆がまとめたものを並べて観賞

こちら側が何も言わなくても、
「この国とこの国が当時対立していたのか」
「この出来事がこっちの国のこの出来事につながっているんだね」
「世界が戦争をしている時、この国は国内が揉めていたんだー」
といった、世界史の流れや各国同士の歴史の繋がりへの理解を深めるような会話がいたるところで発生していました。

ダイアログを通して、個々人の学びを全体に集約させることにより、
一人では得られないような、より大きな学びを一人一人の生徒が手にしているように見えました。

 

気が付いたこと、思ったことをシェアしていきます

今回の企画を通して、生徒全員がテキストの内容を理解し、
世界史の流れを押さえることができたとは言い切れません。
しかし、そのきっかけとなる糸口は一人一人が掴めたのかなと感じています。

一人でやる勉強ももちろん大切ですが、今回のように仲間同士で学習をすることで、
学びの効率化・最大化を実現することができるかもしれません。
これからは、私たちがいなくても、
生徒が主体的にABDを活用した学習に取り組んでいってくれるのではないでしょうか。

今後も様々な機会を通して、生徒たちにとって武器となる学びのツールを、
共に試行錯誤しながら渡していければなと思います。
寒川

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